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カルシウムが足りない!

妊娠中はママの体のカルシウムがどんどん失われます!

カルシウムが足りない!

妊娠すると歯が弱くなり、虫歯や歯周病に悩む妊婦さんも少なくありません。
お腹の中では赤ちゃんの歯や骨が急ピッチで作られているので、どうしてもお母さんの体の歯や骨からカルシウムがどんどん運ばれて使われてしまうからなのです。

カルシウムが溶け出した歯はもろく虫歯になりやすくなってしまいすし、骨は骨密度が低くなるため将来の骨粗しょう症リスクがあがってしまう可能性が高まります。

また母体のカルシウムが慢性的に不足し続けてしまえば、赤ちゃんに届けるカルシウムも足りなくなり胎児の発育に悪い影響が出始めてしまうのです。

ここでは妊娠中にカルシウムを摂ることの大切さについてまとめてみました。

妊娠中に赤ちゃんに渡っていくカルシウムの量はこんなに多い!

人の体のカルシウムのうち99%は骨と歯に、のこり1%が体の中にまんべんなく存在しています。

特に血液の中のカルシウムは決まった濃度になるよう保たれていて、不足すると骨や歯からカルシウムが溶け出してしまいます。人の体はカルシウムを作り出すことは出来ないので、食事でカルシウムを摂って足りなくなった分を補給しておくことが大切です。

ところで成人女性が1日に摂っておきたいカルシウムの量は約600mg
とても多く感じませんか?
実はカルシウムの吸収率は最大で40%程度とあまり高くないので、もとから大量に摂る必要があるのです。
成人女性に必要なカルシウムは600mg

妊娠中は通常の1.5倍カルシウムを摂る必要あり!

妊娠中は先ほどお伝えしたように、赤ちゃんの体作りのために毎日たくさんのカルシウムが必要です。
胎盤から赤ちゃんの体へとカルシウムが送り出されるわけですが、そのためにママの体に補給したいカルシウムは+150mgになります。

ところがカルシウムの吸収率が低いため、実際にはその倍の300mgのカルシウムを成人女性に必要な600mgにプラスして摂取する必要があるのです。
(つまり、妊娠中に必要なカルシウムの量は一日900mgです)

また、カルシウムは受精時から細胞の分化時にかけて、卵を活性させる作用があることも最近の研究で分かってきました。
これをカルシウムオシーションと言います。

カルシウムオシーションは血中のカルシウムイオンが増える事で起こりますが、これが不完全だった妊娠中のマウスから産まれた赤ちゃんに先天性異常が起こる可能性があることも分かっています。

カルシウムが多い食材はどのようなもの?

カルシウムが多い食材は?

カルシウムが多い食品というとまずは牛乳や乳製品が思い浮かぶところです。
牛乳のカルシウムは吸収率が良く、またたんぱく質やアミノ酸も含む食品なので、妊娠中には進んで摂りたい食物です。

もし乳製品がニガテな方でも心配しないでください。
煮干し、乾燥エビ、切り干し大根、小松菜、モロヘイヤ、木綿豆腐もカルシウムが豊富です。

また、カルシウムと一緒に摂りたい栄養素としてビタミンD、亜鉛、マグネシウムがあります。一緒に摂ることでカルシウムの利用率を高めたり、カルシウムが骨や歯に吸収される際に使われたりしますので、一緒に配合されているサプリメントを選んで摂っておけば安心ですね。

カルシウムの過剰摂取は2000mg以上

妊娠中の体に必要なカルシウムですが、逆に1日2300mg以上を摂取すると皮膚トラブルや便秘などを起こす高カルシウム血症の原因となってしまいます。
もちろんそれだけ多い量のカルシウムを摂取し続ける心配はほとんどありませんが、もし適正な量のカルシウムを摂りたいのなら、サプリメントを利用して目で分かる栄養管理を行うことがおすすめです。