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妊娠中と言えば葉酸が合言葉!

妊娠中の葉酸は流産予防にも効果を発揮するって本当?

妊娠初期の流産の予防

流産とは妊娠22週目までに様々な理由から妊娠が続かなくなってしまう事で、特に12週目までの初期流産は妊娠全体のうち12%を占めると言われていて、決して珍しいことではありません。

その原因のほとんどは受精卵が持つ染色体異常によるもので、必ず防げるものではないのですが、私たち母体側でも出来る対処法が無いわけではないのです。

その一つが妊娠前からの葉酸を摂る習慣です。

ここでは葉酸が妊娠初期の流産の予防にどのような効果をもたらしてくれるのか、ということを中心にまとめてみました。

健康な受精卵が着床しても起こりうる、先天性異常を防ぐ!

先にお伝えしたように流産の原因のほとんどは受精卵の染色体異常によるものですが、健康で問題が無い受精卵が着床したのに、成長が上手くいかずに妊娠が続かないこともあります。

その原因の一つが、葉酸の不足です。
葉酸は脳や神経の細胞が形成されていくときに必須の栄養素で、不足してしまうと細胞分裂が正しく行われなくなります。
するとこのような重要な器官の細胞が、不完全なものとして増えることとなります。

不完全な細胞がいくら増えても、もちろん脳や神経としての働きをすることは出来ず、つじつまが合わなくなって成長自体が止まる…つまり流産することになってしまうのです。

ふかふかのお布団

子宮内膜を強くフカフカにすることで超初期流産を防ぐ

子宮内膜は排卵日に向けて厚みを増し、柔らかく変化して受精卵が着床するのを待ち構えます。ところが子宮内膜の状態が整いきらないと、せっかく受精卵が着床してもしっかり根を張れずに流産してしまうことがあります。

こうした超初期の流産を予防するために、葉酸のサポート力が役立ちます。
子宮内膜を厚く柔らかくフカフカな状態にしておけば、受精卵も安心して包み込まれることでしょう。


稽留流産の予防

何の兆候も自覚症状もないのに、お腹の中で赤ちゃんが亡くなってしまうことがあります。
これを稽留流産といいます。

稽留流産の原因として

  • 赤ちゃんの染色体または先天性異常が原因で細胞分裂が途中で止まってしまうこと
  • 胎盤の形成が未熟で妊娠の継続に耐えることが出来ない

といった事が考えられるのですが、細胞の分裂を正しく行うことに必須の葉酸を摂取することでこうした原因に対処できます。

また葉酸は血液を作りだし、血行を良くして体を温めるとともに、血液にのせた栄養を子宮に栄養を運ぶためにも大切な成分です。

不育症の治療でも葉酸は必ず処方される

赤ちゃんを守りたい

妊娠はするものの流産を3回以上繰り返してしまうことを不育症(習慣性流産)と言います。不育症の治療とは、赤ちゃんに起きてしまうかもしれないリスクを減らし、子宮環境を整える事で妊娠を継続することを目的としているので、葉酸の錠剤は必ず処方されるのです。

お腹に赤ちゃんが来てくれた瞬間から、親として子供を守りたい。
葉酸はそんなママとしての一歩を優しく見守ってくれる栄養素なのかもしれません。